【試合経過】ダルは6回3失点 レンジャーズ競り勝つ

[ 2014年4月22日 14:33 ]

アスレチックス戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ

 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは21日(日本時間22日)、オークランドでのアスレチックス戦に先発し、6回116球を投げて8安打4四球6奪三振で3失点、同点の場面で降板し、今季2勝目はならなかった。レンジャーズは4―3で競り勝った。

 【1回】レンジャーズは秋信守が右越えに先頭打者アーチを放ち1点を先制。その裏、ダルビッシュは先頭のクリスプに右前打を許し、続くジェイソの初球には二盗を決められたが、ジェイソを空振り三振、ローリーを中飛、ドナルドソンを右飛に仕留めて無失点に切り抜けた。

 【2回】レ軍は3者連続三振で3者凡退。その裏、ダルビッシュは先頭のモスに右越え同点ソロを被弾。1死後、レディックに四球を与え、2死後にはソガードには右中間へ二塁打を許して二、三塁とされ、クリスプには左前2点適時打を浴びた。

 【3回】レ軍は死球と四球で2人走者を出すものの、無得点。ダルビッシュは先頭のローリーに四球、続くドナルドソンに左前打を許し、モスの一ゴロで1死二、三塁のピンチを招いたが、カヤスポを空振り三振、レディックを左飛に仕留め、無失点で切り抜けた。

 【4回】レ軍は先頭のフィルダーが二塁打で出塁し、続くコズマノフの中前適時打で1点を返した。その裏、ダルビッシュは先頭のバートンに中前打を許したが、ソガードを二ゴロ併殺。しかし、クリスプに四球、ジェイソに中前打を許し、さらに重盗を決められ、ローリーには四球で満塁に。ドナルドソンを空振り三振に仕留め、無失点でしのいだが、苦しい投球が続いている。

 【5回】レ軍は2死からの3連打で同点に追いついた。その裏、ダルビッシュはこの試合初めての3者凡退。

 【6回】レ軍は2死からマーフィーが二塁打で出塁し、三盗を決めたが、後続が倒れ無得点。その裏、ダルは2死からクリスプに中前打を許したが、ジェイソを空振り三振に仕留めた。

 【7回】レ軍は2死からリオスが右前打で出塁もフィルダーが三振に倒れ、無得点。その裏、ダルビッシュに代わってフレーザーが2番手で登板。1死後、四球を与えると左腕コッツにスイッチし、無失点で切り抜けた。

 【8回】レ軍はコズマノフの二塁打と送りバントで1死三塁とし、マーフィーの中前適時打で1点勝ち越し。その裏、ア軍は1死後にバートンが遊撃内野安打で出塁も無得点。

 【9回】レ軍は先頭のチョイスが右前打で出塁、二盗も決めたが、追加点はならず。抑えのソリアーは1死後、味方の失策で同点の走者を背負いながらも無失点で抑え、レ軍が逃げ切った。

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