ダル“天敵”相手に粘投6回3失点!レ軍、ダル登板試合は4戦全勝

[ 2014年4月22日 14:33 ]

アスレチックス戦の2回、モス(右)に同点ソロを浴び、ぼうぜんとするレンジャーズのダルビッシュ
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 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは21日(日本時間22日)、オークランドでのアスレチックス戦に先発し、6回116球を投げて8安打4四球6奪三振で3失点。自身の今季2勝目はならなかったが、チームは4―3で競り勝ち、ア・リーグ西地区首位のアスレチックスに1・5ゲーム差に迫った。

 12年6月から昨年9月の前回対戦まで自身6連敗中、通算7試合で1勝6敗、防御率4・30と相性の悪いアスレチックスに、この日も苦しめられた。

 初回、秋信守の先頭打者弾で1点の援護をもらったが、2回、先頭のモスに今季初被弾となる右越え同点ソロを浴び、さらに2死二、三塁とピンチを広げて、クリスプに左前2点適時打を許して計3失点。

 3、4回も得点圏に走者を背負う投球となったが、アスレチックスに得点を許さず、何とか6回まで3失点で踏ん張った。6回降板は今季最短、116球は今季最多となる苦しい内容だったが、この粘りが味方打線の反撃を呼んだ。4、5回に1点ずつ奪って同点に追いつき、ダルビッシュ降板後の8回に勝ち越し。継投でアスレチックスの反撃を振り切った。

 ダルビッシュ自身はまだ今季1勝だが、28回を投げ5失点、防御率1・61と抜群の安定感。レンジャーズはダル登板試合では今季4戦全勝と負け知らずだ。

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