NPB 野球少年のための“壁”寄贈、設置希望地を募集

[ 2014年4月22日 05:30 ]

未来の侍プロジェクトとして発表した「壁当て遊び用の壁」にボールを当てる(左から)前田健と、後方で見つめる森岡、中村、梵

 日本野球機構(NPB)は21日、都内で会見し、プロ野球80周年記念事業となる「NPB 未来の侍プロジェクト」として、ボールを投げて遊ぶ壁となる「ベース・ウォール」を12球団の本拠地地域に寄贈すると発表した。

 野球普及を目的とし、壁は縦2・7メートル、横7・2メートル。今年中に12球団のフランチャイズ地域の小学校や公園に設置し、将来的には47都道府県に広げていく。熊崎コミッショナーは「たくさんの子供たちに野球遊びをしてほしい」と希望し、会見に出席した広島・前田健は「僕も投手を始めた頃は壁に目印をつけてコントロールの練習をしていました。一人でも多くのプロが出てくれればうれしい」と話した。NPBは設置希望の自治体や学校を5月12日から公式サイトなどで募集する。

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2014年4月22日のニュース