プロ野球にメジャー球導入も 米ローリングス社が統一球選定参入へ 

[ 2014年4月8日 07:30 ]

2011年シーズンから導入された統一球を手にする加藤前コミッショナー=2010年8月24日撮影

 日本野球機構(NPB)の統一球選定に、大リーグの公認球である米ローリングス社が参入する方向であることが7日、分かった。NPBは来年初めにも、統一球の供給メーカーを決める「オープンコンペティション」を開催する方針。コンペは統一球が導入された11年以降初めての開催となり、ローリングス社は初参加となる。

 統一球の供給メーカーであるミズノ社は今季で契約4年目。昨年は反発係数の無断変更が社会問題となった。再発の防止へ、この日の実行委員会で反発係数の検査結果を今季から公表することを確認。検査は各球場から1ダースを無作為に抽出して、シーズン中に数回行われる。今季の1回目の検査は開幕直後に実施されており、近日中に公表される見込みだ。ただ、ミズノ社に対する信頼も高い。当初2年の契約は2シーズン延長され、来季も継続する見込み。ローリングス社が参加するコンペは16年シーズンを見据えたものとなる。

 前回のコンペは国内企業のみの参加で行われた。準備期間、不測の事態に備えて1万ダースの在庫が必要となることを確認した上で、1軍での使用実績からミズノ社に決定。WBCの公式球も供給するローリングス社はそれに対応する生産体制を持っている。NPBも統一球導入の際には「国際大会で使用されるローリングス社の反発係数に近づける」ことを基準とした。その経緯からローリングス社も自信を見せており、採用ならNPBと大リーグが共通のボールを使用することになる。

 ◆統一球 加藤良三前コミッショナーが「国際基準に合わすべき」と推進し、11年シーズンから導入した。10年まではミズノ、ゼット、アシックス、久保田の4社を中心に各球団が選択したボールを使用していたが、五輪、WBCなど国際大会で日本選手が使用球への対応に苦慮。そのため、反発係数を抑えたミズノ社製に統一した。

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