GC首位決戦 打撲の阿部は代打の切り札!菅野第3戦投入へ

[ 2014年4月8日 10:13 ]

巨人の阿部

 巨人は、8日から東京ドームで広島と首位攻防戦を迎える。6勝2敗と同率首位に立つ広島を相手に、左ふくらはぎの打撲で6日の中日戦(ナゴヤドーム)を欠場した主砲・阿部慎之助捕手(35)を代打の切り札として待機。さらに開幕から2連勝中の菅野智之投手(24)を今季初めて中5日で第3戦に投入する。広島には昨季14勝8敗2分けと圧倒。シーズン序盤の主導権を握るためにも今季初めての対戦で叩きつぶす。

 原監督はこの日、遠征先の名古屋から新幹線で帰京。5日の中日戦(ナゴヤドーム)で左ふくらはぎに死球を受けた阿部の状態について、「思ったよりも、ひどい打撲みたいだ。(出場は)あす(8日)の様子を見てみないと分からない」と話し、同じ左ふくらはぎ打撲で1週間離脱したオープン戦時と比べ、深刻な状態であることを明かした。

 ただ、出場選手登録は抹消しない方針だ。8日からの広島3連戦(東京ドーム)は首位決戦となる。8日の先発マスクは実松が濃厚だが、たとえ走れる状態ではなくとも、阿部の打力は欠かせない。阿部が宿舎で静養した6日の中日戦では、小林、実松の捕手2人態勢で臨み、2点を追う8回2死一、二塁で小林が空振り三振。代打を出せる状況でもなく、連勝は5で止まった。阿部が代打の切り札として、また第3の捕手としてベンチに控えることで相手に与える重圧も違う。阿部も「今はできることをやるしかない」とチーム関係者に漏らしている。

 投手陣も、開幕2連勝の菅野を初めて中5日で第3戦に投入。初戦の内海と左右の柱をぶつける。1年目だった昨年のレギュラーシーズンでは中5日は9月28日DeNA戦(横浜)の1度だけ。シーズン序盤、しかも前回4日の中日戦で130球を投じたことを考えても異例である。この日、ジャイアンツ球場でランニングやダッシュに汗を流した2年目右腕は「(中5日は)去年も経験しているので大丈夫です」と言葉に力を込めた。

 昨季は4勝1敗、防御率2・36と圧倒した広島だが「エルドレッドの前に走者を出さないこと」と表情を引き締める。リーグ3位の打率・464で3本塁打の主砲の前でいかに寸断するかがテーマだ。「打線全体としてはあまり調子良くない感じですが、守り勝っている。先に点をやらないようにできれば」とイメージも出来上がっている。

 原監督は常々「最初の1球、最初の打席、最初の試合が大切になる」と話している。今後の戦いを優位に進める上でも、単なる3試合ではない。

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