イチロー どよめきレーザービーム「遊んでいるだけです」

[ 2014年4月8日 05:30 ]

<ブルージェイズ・ヤンキース>6回無死一塁、ガードナーのとき、一塁走者・イチロー(右)が二盗。チャレンジになるがセーフ

ア・リーグ ヤンキース6―4ブルージェイズ

(4月6日 トロント)
 40歳のスピードスター、ヤンキースのイチローがまたも「チャレンジ」を呼んだ。

 「(相手の)ダッグアウトからアウトというサインが出ていたので、アウトなのかなと思っていたら、(球場の大型ビジョンを)見たらセーフだった。でも、審判もアウトという可能性もあるから怖いな、と思った」

 問題のシーンは6回に起きた。先頭で出場3試合連続安打となる右前打で出塁すると、1死後、ガードナーの初球に二盗を仕掛けた。ショートバウンドを捕球した遊撃手ディアスのタッチをすり抜けるようにスライディングし、際どいタイミングながら判定はセーフ。これにブルージェイズのジョン・ギボンズ監督が「チャレンジ」を行使。ビデオ判定に持ち込まれた。

 1分半を目安とする審議時間を大幅に上回る2分40秒を要した末に、あらためて「セーフ」が宣告され、今季初盗塁が記録された。田中がメジャー初勝利を挙げた4日(日本時間5日)の同戦でも二塁への内野安打が1度はアウトと判定されながらも、ビデオ判定によってセーフに覆っており、これで「チャレンジ」2連勝だ。

 6回の守備では2死一塁からの右前打を処理して三塁へレーザービームを送って三進を防ぎ、観衆のどよめきを誘った。「いやいや、(三塁まで)行かないのは分かっているし、遊んでいるだけです。僕の中で全部(能力の)範囲内。自分の力以上が出る人は遊べないからね」と独特の言い回しで振り返った。昨年9月5日レッドソックス戦以来の1試合3三振も喫したが、とにもかくにも、イチローは魅せる。

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