藤浪 投壊救う!甲子園開幕戦、10代最後の登板で今季初勝利だ

[ 2014年4月8日 05:30 ]

甲子園で練習に臨む藤浪

 甲子園開幕、任せた!阪神・藤浪晋太郎投手(19)が今季初勝利を目指して、8日のDeNA戦(甲子園)に先発する。昨季5勝1敗の甲子園、プロ初勝利を挙げるなど3勝1敗と相性がいい相手。10代最後の登板を白星で飾り、チームも勝率5割復帰に導いてみせる。

 いざ、甲子園開幕のマウンドへ。登板を翌日に控えた藤浪の表情には、気合がみなぎっていた。スタンドを埋め尽くすであろう虎党の前で、今季初勝利を飾ってみせる。

 「週の頭、6連戦の頭なので、できるだけ長いイニングを投げないといけない。ホームの甲子園での初戦にもなるので、お客さんもたくさん入ると思う。しっかりと投げられるようにしたい」

 勝ち慣れたマウンドで本領発揮だ。昨季、甲子園では10試合先発、5勝1敗、防御率2・67。勝率・833を誇った。藤浪にとって、甲子園は「原点」。大阪桐蔭時代に春夏連覇を達成し、昨年は記念すべきプロ初勝利を挙げたマウンドでもある。登板するごとに自らを成長させてくれる舞台で、今季も第一歩を踏み出したい。

 「(DeNAに)苦手意識があるかというと、そうではない。いろいろと考えながら投げたい」

 聖地に住む勝利の女神は、対戦相手も考慮してくれたのか。プロ初勝利を挙げた相手こそが、8日対戦するDeNAだ。昨季は4試合に先発し、3勝1敗、防御率3・68。対戦防御率はセ・リーグ5球団の中でワーストながら、勝率・750、被打率・234とデータ上は優位に立つ。

 “雑音”は耳に入らない。被打率・333、被本塁打2と苦手にしたブランコについて問われても、「相性も、すごく悪いわけではない」と意に介さず。昨季までのチームメート・久保との投げ合いにも、「投手なので関係ない。久保さんからは自分(相手)の打席に立つのが楽しみ、と言ってもらっていますけど。投手に打たれないようにしないと」と「対打者」に集中する。

 「先発が長い回を投げないと試合にならない。当たり前のこと。出来るだけイニングを投げることを意識していきたい」

 「第2エース」の自覚も十分だ。前回登板の1日・中日戦(京セラドーム)では黒星も、チーム全投手の中で目下最長の7回2/3を投げた。今回も前回同様、6連戦の初戦。ここまで9試合66失点のチームの“投壊状態”を自らで断ち切るため、中継ぎ投手陣の負担を少しでも軽減する構えだ。

 12日に20歳の誕生日を迎えるため10代最後の登板となるが、「いい投球をするに越したことはない。20歳になるということくらいで、特に意識することはありません」と自然体。藤浪が意識するのは、チームの勝利のみだ。

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