松井裕 奪三振率9点台なら江夏超え 高卒新人左腕初の快記録

[ 2014年4月8日 10:38 ]

キャッチボールする松井裕

 楽天期待のドラフト1位左腕・松井裕樹投手(18)がベールを脱いだ。4月2日のオリックス戦(コボスタ宮城)で初先発。黒星がついたものの、6回3失点で代名詞の奪三振は6個だった。甲子園で見せた三振ショーを、プロの舞台で再現できるか。

 松井裕は桐光学園の2年生エースとして、12年夏の甲子園で新記録の1試合22奪三振をマークし注目を集めた。準々決勝までの4試合36回で計68奪三振。奪三振率は驚異の17・00だった。その怪物でもプロ野球では、1イニングあたり1三振の9・00が現実的な目標になるだろう。

 オープン戦では16回と規定投球回には届かなかったが、イニング数を上回る17奪三振。公式戦で2リーグ制後、規定投球回以上で奪三振率9・00を上回った新人は10点台の90年野茂を筆頭に5人いるが、高卒は9・47の07年田中(楽)だけ。左腕ではトップの67年江夏豊(神)でも8・79だった。田中と入れ替わりで楽天に入団した松井裕が高卒2人目、高卒左腕初の快記録を狙う。

 2リーグ制後の高卒新人のシーズン最多奪三振は、54年宅和本司(南海)の275。200以上は他に同年梶本隆夫(阪急)228、前記江夏225と3人しかいない。田中は196であと一歩だった。松井裕が大台を達成すれば、江夏以来の快挙になる。

 とはいえ、近年鳴り物入りで入団した高卒左腕は、1年目は結果を出せないことが多い。規定投球回の到達者でさえ、江夏を最後に出ていない。まずは1年を通してローテーションを守ること。その先に記録ラッシュが待っていそうだ。

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