履正社 “生命線”バント失敗に泣く…指揮官「力負け」

[ 2014年4月3日 05:30 ]

<履正社・龍谷大平安>敗れて準優勝に終わった履正社ナイン

第86回選抜高校野球大会決勝 履正社2―6龍谷大平安

(4月2日 甲子園)
 9回2死一塁。西村が中飛に倒れ、履正社の春夏通じて初めての決勝は幕を閉じた。昨秋の近畿大会準決勝で敗れた龍谷大平安に、ミスも響いてまたも屈した。岡田龍生監督は「投手力、打撃、全てにおいて力負けした」と肩を落とした。

 疲労のたまった投手陣が打たれると指揮官は想定し、6、7点の勝負と考えた。だが、なかなか打線がつながらない。準決勝まで好調だった1番の辻は4度の得点機でいずれも凡退し「打たなければ、という気持ちが空回りした。負けの原因は僕」と小声で話し、悔しさを必死に押し殺した。

 岡田監督は「履正社に行ったら、バントばっかりさせられるぞとか言われているが、負けたら終わり。負けないための確率論」と話し、バントや走塁を徹底したが、そこでの失敗が尾を引いた。

 2点を追う3回、連打で無死一、三塁の好機を得た。「どうしても1点が欲しかった」という指揮官は、4番・中山にセーフティースクイズのサインを出した。一塁線を狙ったバントは投手正面に転がり、三塁走者は突っ込めなかった。後続が打ち取られて点差を詰められず「日頃の甘さでのミス」と分析した。夏までの課題が見つかった。

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