黒田、今季初登板で初黒星…ヤンキース開幕2連敗

[ 2014年4月3日 12:31 ]

<アストロズ・ヤンキース>6回2失点の好投も敗戦投手となった黒田

 米大リーグ、ヤンキースの黒田が2日(日本時間3日)、ヒューストンでのアストロズ戦に今季初先発し、6回を投げて3安打2失点5奪三振と好投しながら黒星を喫した。イチローは出場機会がなかった。ヤンキースは1―3で敗れ、開幕2連敗。

 初回、黒田は先頭のファウラーにいきなりソロ本塁打を被弾。1ボールから2球目、甘く入ったツーシームを右中間スタンドへ運ばれた。さらに3回には1死後、またもファウラーに三塁打を許し、一塁テシェイラの失策で1点を失ったが、その後は調子を上げて6まで2失点とゲームを作った。

 6回までチャンスを逃していた打線は7回無死一、三塁から併殺の間に1点を返したが、その裏、黒田に代わったフェルプスが2死からドミンゲスにソロ本塁打を浴び、再び2点差に。結局、アストロズ救援陣を打ち崩せず、黒田が敗戦投手となった。

 日本人の先陣を切って先発した黒田はメジャー7年目の39歳。ヤンキース移籍2年目の昨季11勝13敗。ドジャース時代の10年から4年連続で2桁勝利をマークしており、今季も先発陣の柱として期待されている。

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