明徳・尾崎“指示に背いて”同点スクイズ「自信があるのでわざと」

[ 2014年3月24日 18:32 ]

<智弁和歌山・明徳義塾>12回1死一、三塁から明徳義塾・尾崎が投前に同点スクイズを決める。投手東妻、捕手長

 明徳義塾の尾崎が監督の指示に“背いて”チームを救った。1点を勝ち越された直後の12回1死一、三塁。馬淵監督から「初球から甘い球は振っていけ」との指示を受け打席に向かった。しかし1ボールから真ん中付近の甘い球を見逃し、4球目にスクイズを決めた。

 見逃したことについて尾崎は「1ストライクになればスクイズのサインが出ると思っていた。スクイズに自信があるのでわざと見逃した」と笑顔で説明。選手の思惑通りにサインを出した指揮官は「ストライクを取りにくると思って出した。よく決めてくれた」とたたえた。

続きを表示

2014年3月24日のニュース