相馬市に「子どもドーム」 楽天が建設計画、寄付募る

[ 2014年3月24日 18:10 ]

楽天が建設を計画している「相馬こどもドーム」のイメージ(楽天球団提供)

 楽天の立花陽三球団社長は24日、仙台市のコボスタ宮城で記者会見し、福島県相馬市に子どもが運動できる屋内スポーツ施設「こどもドーム」を建設する計画を発表した。建設資金は個人、法人から寄付を募り、総額2億円を目指す。ドラフト1位ルーキーの松井裕樹投手(神奈川・桐光学園高)ら新人9選手がすでに寄付することを決めた。

 福島県では東京電力福島第1原発事故の影響で屋外活動が制限され、子どもの肥満傾向が深刻化している。立花球団社長は「スポーツを通じて東北に元気、笑顔を、という思いで立ち上げた。風化させないために、現状を知ってほしい」と説明した。自主練習でコボスタ宮城を訪れた松井裕は「オフには交流の場にもなると聞いたので、ぜひ力になれればと思った」と話した。

 募金方法などの詳細は特設ホームページまで。

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