藤浪、5回3失点…10勝で終了 CSへ不安残す

[ 2013年10月5日 20:42 ]

4回巨人1死一、二塁、寺内(奥)に先制二塁打を許した阪神・藤浪

セ・リーグ 阪神―巨人

(10月5日 甲子園)
 阪神の藤浪はレギュラーシーズン最後の登板だった。リーグの高校出新人歴代4位タイの10勝(6敗)を挙げ、規定投球回不足ながら防御率2・75。「運の要素が大きい。自分で勝ち取った10勝ではない」と冷静な分析にも先発陣の一角をほぼ守り抜いた理由をのぞかせた。

 一方で8月31日を最後に白星がなく、この日も黒星こそ免れたが、四回には連続四球で招いたピンチから失点し、毎回の6安打を浴びた。「状態としては悪くない」と言い、和田監督は広島とのクライマックスシリーズへ「しっかり調整してほしい」と登板が前提にあることを明らかにしたが、不安を残した。

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2013年10月5日のニュース