PL時代恩師 宮本に惜別メッセージ「人間性が素晴らしかった」

[ 2013年10月5日 10:34 ]

ナインから胴上げされる宮本
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 PL学園時代の恩師、中村順司氏(67=現名商大監督)が引退するヤクルト・宮本に惜別のメッセージを送った。全国制覇した87年の夏の甲子園では立浪和義(元中日)、片岡篤史(元阪神=スポニチ本紙評論家)らそうそうたるメンバーを擁するチームの中でただ一人の2年生メンバーとして宮本を起用し才能を早くから見いだした。この日は、宮本の座右の銘ともなった「球道即人道」の言葉をあらためて贈った。

 高校時代を知る者としてはよくここまでやれたな、19年間よく頑張ったなという気持ちですね。一番は本人の努力でしょう。五輪、WBCでも日本代表に選ばれ主将まで務めたのも凄いことだと思う。

 高校時代は守備やスローイングがしっかりした選手だった。キャッチボールをしっかり身につければ楽しく野球ができるというのを教えてきた。それを実践してくれた選手。1学年上の片岡が一塁で、宮本が胸のところに投げなかったら捕らなかったと聞いた。そういう厳しい先輩がいたからスローイングに磨きがかかったんじゃないか。大学(同大)、社会人(プリンスホテル)、そしてプロに行っても守備がしっかりしていたからプレーを続けられたと思う。

 内野手は一球一球ポジションを変えたり、投手や外野手にも気配りをしないといけないポジション。それが彼の性格に合っていた。引退の時も「電話じゃ失礼ですから」と言って、8月上旬に名古屋に遠征に来たときにわざわざ会いに来てくれたのが宮本らしい。ヤクルトにとっても彼の人間性は必要だったと思う。「球道即人道」は彼のハートにあると思う。

 これからも人間性を磨いて、今まで積み上げてきたものを指導者として後輩たちにつないでいってもらいたい。選手としての実績もあるし、後輩からも慕われている。高校、大学、社会人も経験したし、きっといい指導者になるでしょう。また会う機会があると思うのでゆっくり話したいね。

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