大谷VSマー君 打者で初激突へ 試合前にはブルペン入り予定

[ 2013年4月9日 06:00 ]

札幌から羽田空港に到着した日本ハム・大谷

 日本ハムの二刀流ルーキー、大谷翔平投手(18)が9日、楽天・田中将大投手(24)と初対決する。試合前にはブルペン入りも予定されるが、投球練習日では初となるスタメン出場に意欲を見せた。9日は火曜日。スーパーチューズデーといえば米国大統領選挙の行方を占う大事な日だが、まさに球界のスーパーチューズデーといえる2人の対決に注目だ。

 18歳の気持ちは自然と高まった。日本を代表するエース・田中との対戦を前に、新千歳空港に姿を現した大谷は心躍らせていた。

 「凄い投手。1年目から活躍しているし、WBCにも出ていた。そういう投手とやれるのは楽しみです」

 9日から東京ドームで行われる楽天との3連戦。「エース兼4番」を目指す二刀流ルーキーと田中の注目の対決がついに実現する。田中を攻略するイメージを問われると「あまりできないし、そんなに簡単に打てる投手ではない」と思わず弱気な姿勢ものぞかせたが「直球が速いし、変化球も切れがある。データも見ながらしっかり狙い球を絞って、何を打つのか見ながらいきたい」と冷静に対策を口にした。

 これまでも各球団のエース級投手との対戦で結果を残してきた。開幕戦となった3月29日西武戦(西武ドーム)では岸と対戦。第1打席では直球に見逃し三振を喫したが「三振でも楽しかったし、打席に立つだけでもいい経験になる」の言葉通り、続く第2、第3打席の安打につなげた。5日ソフトバンク戦(札幌ドーム)では昨季沢村賞投手の摂津と対戦。第1打席で直球を捉えて左中間二塁打を放った。開幕から3カードを終え14打数4安打1打点、打率・286。高卒ルーキーとしては十分な数字を残している。「エース投手は一つ一つの球も凄くいい。2ストライクから簡単に三振を取られたりするので、追い込まれる前に打っていかないと」と実戦を重ねることで得た教訓を田中との対戦で生かすつもりだ。

 投手としては11日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)で先発デビューすることが決定。そのため9日は試合前練習でブルペン入りする予定だ。これまでブルペン入りした日は肩の状態を考慮しスタメンから外してきた栗山監督も「スタメン?んーそうしたいけど…。俺は行く気満々だけど体のことがあるし」と悩ましげだ。

 それでもエース級の投手と対戦させることで投手・大谷のプラスになることもある。「そういうものを生かせる選手であることは間違いない。勉強のためではなく勝負するために使っているけど、終わったときにエースとの対戦が投げることのプラスになると思う。それはあいつの特権」と起用を示唆した。

 日本のエースVS二刀流ルーキー。その注目の第1章が幕を開ける。

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