大竹 ブランコ封じに手本 チーム天敵も通算22の2

[ 2013年4月9日 07:16 ]

 広島の大竹が天敵斬りの手本を示し、チームを勢いづかせる好投を誓った。

 9日のDeNA戦(横浜)に先発。天敵とはブランコで、投手陣は中日在籍時に幾度も痛打を浴びた。

 しかし右腕は通算22打数2安打の無失点。10奪三振と抑えている。それだけに、慎重に言葉を選びながらも自信を見せた。

 「ブランコ? 今までは打たれていないけど、一発があるのでね。攻め方(プラン)をしっかり持って丁寧に投げたい」

 今季も好調なブランコに投手陣は昨季、打率・378、7本塁打、18打点と打たれた。前田健でさえ9打数5安打と苦戦するが、大竹のみ5打数無安打2三振と苦にしない。初戦の投球は後続のバリントン、野村にとっても重要になる。

 「いい打線。本塁打が出やすい球場なので、内角にシュートを見せながら、低めを突きたい」

 前回2日のヤクルト戦は7回1失点でも白星が付かず。天敵を斬れば今季初星が見えてくる。

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2013年4月9日のニュース