左ひざ問題なし…松井秀 見せた積極走塁

[ 2010年7月17日 15:55 ]

マリナーズ戦の2回に二塁打、後続の三ゴロで三進を狙うもタッチアウトとなるエンゼルス・松井秀

 【エンゼルス3―2マリナーズ】クロスプレーとなって三塁に滑り込む松井秀の動きにちゅうちょはなかった。二塁打で出た2回、次打者の打球を三塁手がはじき「見失っているように感じた」と次の塁を狙った。アウトにはなったものの紙一重。古傷の左ひざは着実に回復している。

 その二塁打も、足腰の踏ん張りで右翼線に打ち返したもの。低めに曲がり落ちる緩いカーブに対応し「決して甘いボールではない」と納得の表情を浮かべた。併殺打に倒れた6回は相手の注文に乗せられたが、二つの左飛も内容は良かった。

 ただ、前夜も安打したのは変化球。速球に対しては振り遅れる場面が見られた。17日の相手先発は左腕。前半戦は打率1割8分8厘と手を焼いた左投手を攻略して勢いに乗りたい。(共同)

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2010年7月17日のニュース