抑え山口が望外の決勝打「独り占めしようと思った」

[ 2010年7月17日 20:03 ]

 【横浜7―5巨人】同点の八回2死満塁、打者は9番の投手。代打を送るのが定石だが、横浜は違った。「九回を0点に抑え(裏の攻撃に)1番からの打順でサヨナラを狙った」と尾花監督。八回に投入した抑えの山口への信頼と、失点のリスク回避の考えが望外の勝ち越し打を生んだ。

 打撃を期待されてなかった山口だが、気合は十分だった。外角直球に振り遅れたが、打球は一塁手の頭上を越える幸運な2点適時打。「自分で打って、抑えて(注目を)独り占めしようと思った。気持ちいい」。九回のマウンドでは先頭を出したが、中軸を退けた。
 粘り勝ちは、不調だった救援陣の踏ん張りがあってこそ。5―5の六回、無死満塁をしのいだ藤江に、加藤も好リリーフを見せた。尾花監督は「山口が打つとは思わなかった」と驚く一方、「首位の巨人と互角に戦えているので選手は自信にしてもらっていい」と上機嫌だった。

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