風も味方に!相川「ラッキー」決勝打で6連勝

[ 2010年7月17日 06:00 ]

<ヤ・神>お立ち台で握手する石川(左)と相川

 【ヤクルト3-1阪神】決勝打を風のいたずらと笑ってみせた。お立ち台のヤクルト・相川がはにかむ。

 「いつもの(左から右に吹く)風だったらファウルになる打球がそのまま落ちてくれた。単打でもいいと思っていたくらいなので、ラッキーのひと言。打ち取ったのが安打になると、相手は踏ん切りがつきづらいから」
 同点の6回。2死一、二塁でカウントは2ストライク2ボール。追い込まれて短めに持ったバットで外角のフォークを拾うと、高く上がった打球は右翼線際にポトリと落ち、2者が生還した。
 幸運を呼び寄せるのも実力のうちだ。今春キャンプからフォーム改造に取り組み、グリップの握りから始まってすべてをリセットした。佐藤打撃コーチは「昨季は前で合わせるような打撃だったが、今は引きつけて打てる」と分析。トップの位置を上げ、腰のひねりを利用することで強い打球が可能となった。以前は中堅から右方向だけを狙ったが、今季は内角は左方向、外角は右方向へ打ち返すという意識改革にも成功。打順は6番に定着し、打率は・318まで上昇した。
 34歳は打撃だけでなく、リード面でも挑戦を続ける。石川が川本とのバッテリーで6回1/3を2失点に抑えた6月26日の阪神戦(神宮)を見て猛省。「やはり柱は外角の真っすぐ。手本にして考え直したい」と6歳下の後輩捕手にも敬意を表した。チームは今季最多の6連勝。最大19あった借金は、ついに5月6日以来の1ケタまで減った。中日、阪神と上位を倒してのこの勢いは決して幸運だけではない。

 ≪味方ミスも何の!石川7回1失点で気合の4勝目≫ヤクルトの石川が味方のミスをカバーし、7回1失点で4勝目を挙げた。先制点を与えた直後の初回1死一塁から藤本の送球ミスが出たが、ブラゼルを二ゴロ併殺打に打ち取ってピンチを脱出。2回は藤本の連続失策と四球で1死一、三塁となるも、後続を打ち取った。「エラーは野球に付きもの。それをカバーするのがチームです」と笑顔。小川監督代行は「ミスをカバーする気持ちが大きな力となって出た」とねぎらっていた。

 ▼ヤクルト・藤本(2回までに3失策で途中交代。試合後、2軍降格が決定)申し訳ありません。何もないです。

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