美誠、佳純 自己最高タイの女子シングルス8強 卓球世界選手権個人戦

[ 2021年11月28日 05:30 ]

卓球世界選手権女子シングルス4回戦を突破した伊藤
Photo By 共同

 卓球の世界選手権個人戦第4日は26日、米・ヒューストンで女子シングルス4回戦で伊藤美誠(スターツ)がスタシニ・サウェタブット(タイ)を4―2、石川佳純(全農)がベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)を4―0で下し、ともに自己最高に並ぶ8強入りを果たした。ダブルス各種目は3回戦が行われ、女子は前回準優勝の伊藤、早田組と石川、平野組がともに勝って準々決勝に進出。男子は宇田幸矢、戸上隼輔組(明大)が張本智和(木下グループ)森薗政崇(BOBSON)組に3―2で、混合は張本、早田組が3―1で勝って8強に残った。

 伊藤は日本のTリーグでもプレーする世界ランキング39位のスタシニに苦戦したが、足を使ってボールを追い、第5、6ゲームは12―10で振り切った。「最後粘り勝つことができた。勝つことが大事」と繰り返した。石川は4―0の快勝。サーブの種類や回転を変えて先手を奪い、フォアとバックの両面で攻め立てた。「腕が振り切れているし、気持ちのコントロールができている」とリラックスした表情で話した。

続きを表示

2021年11月28日のニュース