古江 2日連続73で2位後退 逆転賞金女王へ「悔いがないよう強気のプレーを」

[ 2021年11月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第3日 ( 2021年11月27日    宮崎県 宮崎CC=6543ヤード、パー72 )

14番、笑顔を見せる古江彩佳(撮影・西尾 大助)
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 最終18番で3・5メートルのパーパットがカップの縁に止まると、古江彩佳(21=富士通)は口を真一文字に結んだ。2日連続の73で2位に後退。「良かった点はなかった。ショットがばらついていて、パターも打ち切れないのがあった」。ただし思うようなプレーができない中でも、逆転女王への最低条件の単独2位は死守した。

 ショットの完成度は「60%」。体のバランスが悪く、乱れが出ているという。それでも「明日になれば体も違う」と気負いはない。今年6月には目標としていた東京五輪代表入りを逃し、悔し涙を流した。「自分のプレーができなかったのが、最後駄目な理由だったと思った。悔いがないように、強気のプレーをしたい」と古江。ツアー史上6人目の最終戦での逆転賞金女王戴冠となるか。

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