立命大が入替戦回避 敗れた摂南大と6戦全敗の関学大が2部・龍谷大、大体大との対戦へ

[ 2021年11月28日 16:25 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ最終節第1日   立命大41―21摂南大 ( 2021年11月28日    大阪市・ヤンマーフィールド長居 )

 立命大が摂南大との「入替戦回避」対決を制した。前半、SH北村瞬太郎(2年)のセンスが光る。10―7の25分すぎ、味方が敵陣深い位置に進出すると、手薄になった右サイドを見逃さず、大外のCTB森駿太(2年)へ長い飛ばしパス。15―7と広げるトライを演出し、15―10の35分には、ゴール前の肉弾戦で1メートル68、78キロの体を潜り込ませてトライを挙げた。

 後半は、風上に立った摂南大の追い上げ上げにあっただけに、29―7で折り返した前半のリードが物言った形だ。

 3勝4敗の勝ち点14で5位が確定した。摂南大に敗れれば入替戦に回る可能性があったが、回避。WTB木田晴斗主将は「勝てば5位。最後の80分になると言い続けてきた。接点が一番重要になると行って、この1週間、取り組んだ」と安堵の表情を浮かべた。

 摂南大は7位以下が確定した。既に7位以下が決まっている関学大とともに、2部の龍谷大、大体大と対戦する入替戦に向かう。

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2021年11月28日のニュース