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岡山県・旭川支流備中川 寒バエ激アツ2人で520匹 繊細なアタリ「数釣り」堪能

[ 2026年1月15日 05:00 ]

 新年を迎えてすでに初釣りを楽しんだ方も多いことだろう。今シーズンも安全で楽しく爆釣できることを祈念している。川釣り主体の私も、寒バエ(オイカワ)を楽しんでいる中、徳島県の釣友・小林茂氏と共に岡山県・旭川支流備中川へ釣行した。寒さが増して食い渋るハエを、小林氏は多彩なテクニックを習得しながら釣果を伸ばし、6~14センチを161匹。私も359匹を釣り、合計520匹の釣果だった。いてつく寒さの中、ウキに表れる繊細なアタリに集中する釣りで至福の時を過ごした。 (スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 ハエの標準和名はオイカワ。広く国内に生息し昔から食生活に欠かせない存在。このため、各地で多様な呼び名(地方名)があるとともに、季節によってもその名を変える貴重種だ。また、多数の漁具も誕生し、中には津山魚籠(びく)のように美術品といえる風格ある名品も存在している。

 京都・宇治川とともに、旭川中流部に位置する岡山市建部町周辺は、ハエ釣りの聖地として、全国のファンが正月をここで迎えて再会を喜ぶ場所だったが、今では環境変化などによりハエは急激に姿を潜める傾向にある。こんなハエ釣りを一昨年から始めた釣友の小林氏が、暮れに備中川を訪れてくれた。

 旭川との合流点から上流に向けて観察し、真庭市落合垂水地区で深みとウキ釣りに適した瀬を発見、活性が高まってくる昼ごろから入川。小林氏は久々のハエ釣り、基本動作の思い起こしを兼ね、瀬落ちのトロ場で竿出ししてもらった。

 渇水状態の川は、水温7度で透明度は高い。寄せ餌を拳ほどの大きさに握って三角形になるよう3個投入。すると、多くのハエが集まってきた。小林氏は1投目を寄せ餌の上流20センチに落とす。ウキが立ったところで、水中に吸い込まれるアタリが出た。反射的に合わせを入れるが、強過ぎて底バレ。再度投入すると、今度は食いアタリにソフトな合わせを入れた。すると、水面から美しい銀影を放つ良型が魚籠に飛び込んできた。

 「ハエ釣りは数釣り」と、すぐに次を振り込ませるが、久々の釣りのため振り込み位置が定まらず、アタリがボヤけてしまう。スピーディーに一定のリズムで振り込む方法をレクチャーしていくと、徐々に調子が上がってきた。次は浅瀬にポイントを変えて数釣りを狙う。リズミカルな釣りができるようになった小林氏は数を伸ばす。私も好ポイントを見つけて竿を出し、寒さの中ではあったが、寒バエの数釣りを堪能した。

 小さいながらも数釣りが楽しめるハエ釣りは、簡単で誰にでもできる釣り。また、脂の乗った寒バエは味も絶品だ。川釣りの中では最もポピュラーなハエ釣り。ぜひとも多くの方々にチャレンジしてほしい。

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