ロバーツ監督 6回2失点今季初黒星の大谷翔平を「大いに評価」 今後の投手専念は「もう一度してもいい」

[ 2026年4月29日 14:44 ]

ナ・リーグ   ドジャース―マーリンズ ( 2026年4月28日    ロサンゼルス )

試合後、会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・奥田 秀樹通信員)
Photo By スポニチ

 ドジャースは28日(日本時間29日)のマーリンズ戦に惜敗し、連勝は3でストップした。打者としては出場せず、投手専念で先発した大谷翔平投手(31)は6回5安打2失点と試合をつくったが、打線の援護に恵まれず今季初黒星を喫した。デーブ・ロバーツ監督(53)は粘りを見せた大谷の投球内容を高く評価した。

 大谷は開幕から全5戦で投球回6回以上、自責3以内のクオリティースタートを達成し、防御率は0.60。投じた球数は104球で、100球を超えるのはエンゼルス時代にメジャー初完投、初完封勝利を収めた23年7月27日(同28日)タイガース戦以来の熱投となった。

 今季初めての中5日での登板。立ち上がりから全力で腕を振った。先頭のマーシーに対してカウント1―2から投じた外角高めスプリット。球審の判定はボールだったが、捕手のスミスと同じタイミングですぐさま右手で帽子を4度叩き、ABSチャレンジを要求。判定は覆り、見逃し三振となった。

 初回を危なげなく終え、スコアボードの左端に、確実に「0」を入れたが、2回に一瞬の隙を突かれた。先頭のラミレスを死球で出塁させると、初球を投じる前に走者が二塁へとスタート。大谷の二塁への送球は右翼方向に逸れ、悪送球となって走者を三塁へと進めた。その後、ケイシーに中犠飛を許し、無安打で先制点を献上した。5回に2点目を失ったが、2死満塁の局面で5番・ラミレスを98.3マイル(約158.2キロ)直球で見逃し三振に仕留め、最少失点でこの回を切り抜け、6回を投げ抜いた。

 指揮官は「うまく切り抜けたと思います。完全にしっくりきている感じではなかったと思います。抜け球や大きく外れる球が多かった」と本調子ではなかったことを認めながらも「それでも、彼が6回を投げて2失点で何とかまとめたことは評価すべきです。そういう内容なら、こちらは勝たなければいけません。だから、あの状況で試合をつくったことは大いに評価しています」と話した。

 大谷にとって、今季2度目の投手専念での試合出場。今後について「大事なのは、翔平にとって正しいことをすることです。今夜は彼が(打線に)いなくても、最終的には勝つべき試合でした。だから、同じ判断をもう一度してもいいと思っています」と表情を引き締める。今後も大谷の体調とチーム状態次第で、投手専念の日を設ける可能性も示した。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年4月29日のニュース