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タナ合わせ速攻!!マアジ入れ食い 常連さんの助言ズバリ!!うれしいゲストも続々

[ 2021年8月14日 07:12 ]

3本バリにパーフェクトも
Photo By スポニチ

 【釣美女主義】夏休みにオススメのターゲットは東京湾のマアジ。ライトタックルで楽しめて、暑さ対策をしっかりすればお土産は確実だ。釣りガール、金澤美穂が乗り込んだのは葛西橋・第二泉水だった。

 今回は7対3調子のライトゲームロッドに小型両軸リールを使用して狙います。餌は青イソメとアカ短(イカを赤く着色してカットしてあるもの)が配られるので状況に合わせて使用しましょう。コマセはイワシのミンチで、ビシ(目の荒いコマセカゴ)の中に詰めて使用します。

 最初のポイントは本牧沖の水深20~25メートル。仕掛けは片天ビン3本バリ、オモリは40号。小倉裕士船長の指示ダナは底から2~3メートルなのでまず底までビシを沈め、着底したら仕掛け分(2メートル前後)巻き上げてコマセをまきます。ビシを2、3回振ったら1メートル上げてコマセの中に仕掛けを同調させ、当たりを待ちます。とにかくコマセでアジの足を止めて、コマセの中に食わせ餌をしっかり入れることがコツになります。

 まずはアカ短でやりましたが食いが悪く、しかもサバばかり。隣に居合わせた親切な常連さんがすぐに「イソメの方がいいよ、タナは2メートル」と教えてくれて早速、実践してみると速攻アジゲット!

 高いタナでサバが掛かるようでそれをかわすために1・5~2メートルを狙い、アジが入れ食い状態になりました。ちなみに青イソメを使うときはパウダーを使うと滑りにくくてハリに刺しやすくなるのでオススメですよ。

 その後は低いタナでもサバが多くなってきたので船長の判断でポイント移動。この移動した先ではイシモチが多く釣れました。イシモチもうれしいゲストで鮮度の落ちやすい魚だからこそ釣り人の特権としておいしく食べることができます。

 沖上がり前に船長は、「型狙い」のポイント移動。指示ダナは底から3~4メートルなのですが、潮が速くてタナ取りがとても難しい。ですがタナさえ合えば赤短でも良型が入れ食いになりました。アジ釣りのコツは「1にタナ取り、2にコマセ」と常連さんが言うくらいで、タナが合っていないとまるで食わないのでタナ取りは基本中の基本ですね。

 今がシーズンのアジ釣り。これから10月までは脂が乗ったおいしいアジを釣ることができます。

 ◯…第二泉水は掃除が行き届いた大型船で釣行する。定員はコロナ下なので片舷10人に限定。貸し道具・ライフジャケット、仕掛けも完備。クーラーを用意すれば、手ぶらで釣行できる。東京メトロ・東西線南砂町駅、都営新宿線東大島駅から車による送迎もある。乗合料金は女性2割引き、中学生以下半額。家族での釣行にもオススメだ。 

 ▼使用タックル 竿/ライトゲームSS Type73 MH200、リール/バルケッタBB 300PGDH(以上シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葛西橋・第二泉水=(電)03(3645)2058。出船は午前7時半。乗合料金9700円。

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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