本命マダイ1匹も多彩ゲスト盛り上げた

[ 2020年8月11日 07:09 ]

今野さんはベテランの技でマダイを釣り上げた
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【東北の釣り】手応え抜群の一つテンヤで宮城県仙台湾を攻略。天然の根が豊富なポイントにマダイや高級根魚が集まる。魚種が豊富で五目の展開も魅力だ。(スポニチAPC・菅野 順也)

 「タナは基本的にベタ底です。この水深ならテンヤは8号から始めてみてください。さあどうぞ」と秋元勝治船長からゴーサインが出た。

 午前6時、水深39メートル、砂地のポイントに到着したみなとや丸。一つテンヤ釣りの必須アイテム、シーアンカー(水中パラシュート)で船を潮に同調させて釣り開始となった。当日は長雨の直後で濁りのきつい状態。おまけに潮の流れが速くテンヤを10号に切り替えても底取りが困難。30分たっても当たりはなく秋元船長は船を北の方向に走らせた。

 網地島沖の水深45メートルのポイントに到着すると潮の色が澄んで流れも穏やか。6号のテンヤが真っすぐに落ちていく。「コツコツ」と私の竿先に表れた感触に鋭く合わせを入れると重量感が伝わってきた。上がったのは美しい姿のホウボウ。本命ではないがうれしいゲストだ。

 秋元船長にうまく釣るコツを聞くと「テンヤは底が取れる限りなるべく軽いものを選んでください。魚が餌をくわえた時に重みを感じると吐き出してしまいます。マダイはあまり誘い上げると食ってきません。テンションをかけながら海底を引きずるのも手ですよ」とのこと。

 昨年、船釣りデビューした仙台市・鈴木優太朗さん(22=会社員)は「以前は家の中でテレビゲームなどばかりでした。職場の先輩に誘われて新たな趣味に出合うことができました」とアイナメ、マゾイ、イシモチの手応えににっこり。

 その鈴木さんを釣りの世界に招待した名取市・三浦洸哉さん(27=会社員)は「ヒラメやカレイなど地元の海を中心に楽しんできます。本命は釣れなくてもいろいろな魚が釣れて面白いです」と定番ゲストのハナダイをキャッチ。

 釣りはなんでもという仙台市・今野正昭さん(68=会社員)は「若いころは磯釣りをメインに日本各地を釣り歩きました。年をとってからは船釣りが体にも楽ですね」と、ベテランの技でマダイを釣り上げた。

 残念ながら、これが船中唯一の本命で納竿時間となった。

▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「桜幻鯛テンヤS82MH」、テンヤ=エコギア「オーバルテンヤ」5~10号各色。エビ餌締め液=マルキユー「エビシャキ」、道糸=ヤマトヨ「PE  JIGGING  8  BRAIDED」0・8号、リーダー=同「フロロショックリーダー」2・5号。

▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、塩釜・みなとや釣具店=(電)022(366)3709。1日船は出船午前5時。乗合料金1万2000円(餌2パック付き)。

◯…取材日の翌日は大ダイが浮上した。亘理郡・木村剛史さん(55=会社員)は「1日船の最後の流しで突然食ったので驚きました。最後まで諦めなかったからですね」と65センチの大型を釣り上げた。粘りの成果、お見事!

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