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【プレーバック】今年最後に大型!50センチ超クロダイ

[ 2019年12月29日 07:24 ]

釣れたクロダイは50センチ超でした        
Photo By スポニチ

 スポニチ釣り面を執筆しているライター陣が振り返る19年の“釣事”。いろいろな魚が釣れたけど、おかしなゲストも。でもこれはうまそうだ。

 ◎恩田誠

 今年は天候不順でアユ釣りが絶不調。それが理由で堤防や磯に出掛ける回数が増えた。 特に多かったのが西伊豆の堤防でメジナやクロダイを狙ったウキ釣り。松崎新港では初秋にクロダイやヘダイの数釣りが楽しめた。

 今年最後の釣りは戸田港。たいていは湾奥の護岸で竿を出すのだが、その日は御浜岬の神社前の突堤が空いていたので先端部で狙った。

 足元は浅いがすぐ沖が一気に深くなっているので大型の期待大。水温の低下から食い渋っていたが、タナ8メートル付近を探ると大型がヒット。50センチのクロダイ、60センチのコロダイ、メジナの45センチをゲットした。

 来年はさらにフィールドを広げ、東北や西日本方面の磯にも久々に遠征する予定だ。

  ◎町田猛

 タイでエビを釣る!?春先にメダイ・五目狙いの平塚・庄三郎丸へ。メダイはからっきしだったが、小型ながらキンメダイがぽつぽつ。と、乗り合わせたルアーの鬼君が一回り大きいサイズを立て続けに上げるではないか。スロージギング。「底300メートルからしゃくってまーす」。その声を魚探代わりにゆっくり誘ったとたん当たり。途中も結構な引きだ。

 しばし水面に姿を見せたのは代役の代役アカザエビ。両の手でしっかりエサを挟み込んでいた。刺し身にしてわずか三切れでもエビス顔だ。家人?お預けよ、今回は。

 泰然自若が最近の心境。“釣る”より“釣り”を楽しむ。太公望も本音は衰えた集中力に達観したのかも…。分かるネ。

 ◎上田観水

 近年、ヘラ師の間では「数釣り派」と「大型狙い」に2分化されている傾向だ。

 数釣り派は養殖ベラの放流で100匹超を目指し、巨ベラ派は「ゴーマル(50センチ)尺半(45センチ)」を狙う。

 筆者は「ゴーマル」が動く乗っ込み期を待ったが天候不順とあってどこの釣り場も型物(42センチ級)の動きは激しいが尺半超の動きはなく、ヤキモキしながら乗っ込み期を見送った。

 7月を迎え「乗っ込みが駄目なら梅雨時がある」と、慣れ親しんだ相模湖・上野原へと自然に足が向く。

 南岸のカケ上がりを狙い、18竿いっぱいのタナへ餌打ちを続けること約3時間、近づくモジリに期待通りウキはモヤモヤ、ツン。型物に続いて35~38センチが4匹。「やはり…」と思う間もなく沖めに大型のモジリが出始め、仕掛けを中通しに替え、餌も「野釣りグルテン」へ「粘力」を加えた釣り仕様に変更。待つこと5分近く、フワッ。食い上げ当りで竿を満月にしたが納まったのは46・6センチ、ゴーマルに及ばなかった。

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