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ニジマス30匹超!心も秋晴れ 初心に帰ってスランプ脱却

[ 2018年10月3日 07:08 ]

ニジマスを連発してリフレッシュ          
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!】猛烈な暑さに台風…釣り人にとってつらい夏が過ぎてトラウトシーズンが到来。ふくだあかりが出掛けたのは千葉県芝山町のフィッシングクラブジョイバレー。過酷な季節に疲れた身体と心をリフレッシュ!

 今夏のトラウト釣りには本当に苦労した。水温が安定している湧き水を使って夏でもクローズしないエリアでさえ厳しい状況が続き、一時は本気で心が折れてしまった。お彼岸も過ぎて、やっと気温も落ち着いて、ようやく管釣のいいシーズンに入ってきた。

 だが折れてしまった心がまだ修理できてないのか、ワタシの中でトラウト釣りの調子が出ない。まわりが釣っているのに、ワタシだけ釣れてない気がしてならない。

 たぶんスランプ。そんな時は初心に帰るのが一番。と、成田空港のすぐ近くある「フィッシングクラブジョイバレー」を訪れました。

 ここはワタシが初めていった管理釣り場。当時、持って行ったロッドはメバルロッドだったし、スプーンって、ぐるぐる回るまで速くリーリングして魚にアピールさせればいいんでしょ!?ぐらいの、勢いだけでもたくさん釣れて、エリアの釣りにハマった。

 今回はここで折れた心を修復しよう。

 ここの水質はマッディー気味。パッとポンド内を見回しても浮いている魚が見られないから、狙いは宙層からボトムと予想。水の流れがあるインレット付近で、朝イチはパイロットルアーの赤金スプーンをキャスト。まずはボトムまで落としてそれから巻き上げ。すると当たりはあるけれどうまくフッキングしない。スプーンの動きが速すぎるのかも?とスローリトリーブしてみるとすぐにフッキング。アベレージサイズの25センチのニジマスをゲット。だがその後、赤金では当たりが出ず、逆のシルバー系にカラーチェンジ。すると、連続のヒット。

 その後はシルバーカラーの1・2グラムの宙層狙いで数を伸ばして、順調にペースアップ。放流後は“鉄板”の赤金カラーで入れ食いになり、調子に乗ってきたかと思いきや、日中ポンドに日が入ると食いが落ちてきて、当たりが無くなってきた。

 日陰があるポイントやボトムをちょっとハデめなオレンジや赤を使えば当たりが出るけれど、ショートバイトが多く、スプーンの重さを0・2グラムずつ重くしたり軽くしたりとシステマチックに探って釣果は出るものの、ちょっとペースダウン。

 トーナメンター風の方はとっても順調に釣っているので、まねするが、なぜかワタシには釣れず。とはいえ、アベレージサイズのニジマスは30匹以上釣っているので、落ちてた調子もどうやらやっと上がってきた感じ。

 これから気温と水温が安定すれば魚の活性も上がるし、釣り場さんも今後放流する魚種を増やしていくそう。各地のクローズしていた釣り場もオープンしてきているし、エリアファンの活性も上がってくる。管釣りはこれからが楽しみです。

 ◇ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 フィッシングクラブジョイバレー(千葉県山武郡芝山町大里486の1)=(電)0479(78)1881。年中無休。営業は午前6時から午後8時。現在はメインポンドのみ営業。土・日曜、祝日の8時間券は大人4880円、同平日4280円。ほか各券種あり。

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