専科・凪七瑠海 これぞ宝塚…男役の美学追求したステージ

[ 2020年10月17日 05:30 ]

きらびやかな衣装の凪七瑠海
Photo By スポニチ

 専科スター・凪七瑠海(なぎな・るうみ)が雪組選抜メンバーを従えての初コンサート「パッション・ダムール―愛の夢―」が兵庫・宝塚バウホールで開幕した(25日まで)。

 

 宝塚のヒットレビューを生み出してきた演出家・岡田敬二氏(79)とのタッグで、「男役の美学」を追求した“ザ・宝塚”なステージ。白の軍服にスパニッシュショーを彩るガウチョ、男役の象徴・黒エンビなど、凪七は衣装でも“8変化”で見せ、時には妖しいジゴロ風に、時には気高く優しい貴公子と一瞬たりとも飽きさせない宝箱のような舞台に仕上げた。


 03年に首席入団して18年目。どの場面も、経験を重ねなければ出せない名シーンだったが、凪七は「これぞ宝塚というものに挑戦させていただきましたが、男役はどれだけ学年を重ねても、何年たっても学ぶことが尽きず日々勉強だな、と痛感しております。でも、またそれが魅力でもあるかな、と」とさらなる探究心をのぞかせた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で同ホールでの公演はこれが今年初めて。凪七も「世の中が不安定な状況下の中、劇場に足をお運びいただきありがとうございました」と深々と一礼し客席を気遣ってみせた。その上で「今回、改めて宝塚って素敵なところだなあ、いいところだなあって思いました」としみじみ話し、「やはり宝塚は伝統芸能。これを受け継いで継承していかなければいけない。100年(を超えて)、さらに200年と続けてまいりましょう」と誓いも新たにしていた。(土谷美樹)

 ◇凪七 瑠海(なぎな・るうみ)11月11日生まれ、東京都出身。田園調布雙葉高を経て03年初舞台。宙組配属。09年には月組「エリザベート」にタイトルロールで特別出演。同年「カサブランカ」で新人公演初主演。10年「Je Chante(ジュ シャント)」でバウホール初主演。13年月組へ組替え、16年9月専科へ異動。身長1㍍70。愛称「カチャ」。

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