在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

ABC大野聡美アナウンサー つらかったマラソン 今では“走快感”

[ 2017年10月24日 13:00 ]

<民放リレーコラム アナランド>マラソンのコスチュームに身を包みポーズするABC大野聡美アナウンサー
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 関西民放5局所属アナウンサーの“マイブーム”を探るコラム「アナランド」がスタート。第1回はABCの大野聡美アナウンサー(26)。

 大阪・貝塚市出身。「高校に行くまで、だんじり、引っ張ってました」と見た目とギャップのある大野アナ。高校では器械体操部。「長距離はしんどいから大嫌い。5キロ以上走ったことなかった」。ところが今はマラソンがマイブームという。週2、3回は大阪城周辺など10〜15キロを走る。黒基調の上下花柄の可愛いウエアを着用し、白いシューズのヒモもオレンジ色と凝っている。

 きっかけは11月25日放送予定のスポーツ特番だった。11月19日開催の神戸マラソンの走者に指名された。14年から丸2年務めた「ごきげん!ブランニュ」の企画で漢字検定準一級に合格。さらに福井から京都まで、かつて魚介類を運搬した通称“鯖街道”80キロを28時間36分で歩き抜いた。困難に立ち向かう奮闘ぶりが高く評価されていた。

 予想外のおまけもあった。「今まで何をやっても痩せなかった」と悩んだのがウソのように約2カ月で4キロの減量に成功。「肌がきれいになりました。おなか周りも細くなって」とニンマリ。局内外で「最近、きれいになったね」との声もかかる。「最後まで歩かず止まらず、走り続ける。挑戦することは楽しい」。マイブームは続きそうだ。(古野 公喜)

 ◆大野 聡美(おおの・さとみ)1991年(平3)1月29日、大阪府貝塚市出身の26歳。岸和田高―同大を経て2013年4月にABCに入社。大学時代、今宮戎神社の福娘に選出。「ごきげん!ブランニュ」などのアシスタントを務めた。番組企画で漢検準1級に合格。

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