高橋文哉 過酷「仮面ライダー」撮影秘話 「1カットに30何テイク」「戦闘シーン1分にアフレコ8時間」

[ 2022年10月30日 16:23 ]

高橋文哉
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  俳優の高橋文哉(21)が29日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。2019年に主演した「仮面ライダーゼロワン」の撮影秘話を語った。

 料理人を目指して調理の高等専修学校に通っていたが、卒業直後に「仮面ライダーゼロワン」の主演に抜てき。役者経験ほぼゼロの状態から、若手役者の登竜門として佐藤健、菅田将暉、竹内涼真らを輩出したライダーの世界に飛び込むことになった。

 「初めてのお芝居で何もできなかったんですけど、監督やスタッフさんが納得いくまでやらせてくださって。1カットで30何テイクとかありました。第1話で初めて変身のシーンで。変身アイテムを見ずに、決まった位置へ手を動かすっていうのだったんですけど1センチでもずれたら、撮り直して。36テイクくらいまでいったんじゃないかなあ」と徹底した現場だったと回想した。

 また、一番つらかった現場として「変身した後に声を録るんですよね。アフレコです。戦ってるシーン1分録るのに、8時間かかったんです」と明かした。「ハッ!とかフッ!とか、キレよく合わせて入れるんですけど。ライダーキックが一番難しかった。僕(の役)は(変身前が)お笑い芸人なので、倒す時に“おりゃー!どっこいしょー!”って言うのが難しくて」と苦笑。

 それでも「すべてが学べる現場で。アフレコ、映画、ドラマ、舞台にも出るので、役者としてのいろは全てを教えてもらえたと思ってます」と自身の大きな土台となったようだった。

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2022年10月30日のニュース