池田エライザ 歌に厳しかった母の思いを知り涙「すごく尊くて大好きです」

[ 2022年10月30日 23:21 ]

池田エライザ
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 女優の池田エライザ(26)が、30日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演し、母への憧れを語った。

 母はモデルで、現役の歌手でもあるという。「若いころはコレクションのモデルをしていて、プロのモデルさんで。同時にいろんなところで歌も歌っていて。今も歌っているんですけど」。女優のほかにモデル、歌手、映画監督と幅広く活動するエライザにとって、歌は母の手ほどきだったという。「洋楽を紙で渡されて、ピアノの前で発声練習して、歌詞を音読して、理解して、イントネーションを正して、最後の方にやっと歌うか歌わないかっていうやり方で」。しかし、本を読むことが大好きだったエライザは「絶対やりたくなかった。本を読みたかった」と笑って当時を振り返った。

 母への反抗期はあったものの、3カ月ほどで終わったという。「お母さんともっと仲良くなってから、憧れ始めて。女性としても尊敬できるように(なった)。自分がいろんなことを知り始めて。お母さんがライブに行っている時に、自分でマイクをセットして、こっそり練習するよになって」。エライザのライブにも来ることがあるというが、「ふとライブ中に見るお母さんの顔がまだ怖く見える。歌を聴いてもらって“どう?”って聞いても“あそこがフラットね”とか、“声頑張りすぎね”って言われる。師匠という感じですね」と、歌に対する厳しい面を打ち明けた。

 そんな母から、番組を通じてサプライズの手紙を受け取った。母は26年前、エライザの出産を前に、教会で願いごとをしたという。「普段はプレゼントを欲しいと言わないけど、すぐ教会へ行き、“私に似た健康な女の子がほしい”って、一生に一度の誕生日プレゼントをマリアさまにお願いしました」。子を思う母の言葉に、エライザは涙を流しながら手紙を読んだ。歌に対するエライザへの厳しい姿勢も「多分、同じような世界に進むなら強くならないといけないと思ったから」という思いからだったという。

 エライザは涙をぬぐいながら、「シャイなので言葉にして伝えてもらえることもないし。何となく仲良しというか、親友みたいでもあるんですけど、やっぱり母親だなって思いましたし、すごく尊くて大好きです」と、母への思いのたけを打ち明けた。

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2022年10月30日のニュース