【来週11月6日の鎌倉殿の13人】第42話 実朝、ついに覚醒“夢の渡宋計画”丹後局が再登場!出家姿に

[ 2022年10月30日 20:45 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第42話。源実朝(柿澤勇人・手前左)と宋の技術者・陳和卿(テイ龍進・手前右)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は11月6日、第42話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑んだ。

 第42話は「夢のゆくえ」。

 忠臣・和田義盛(横田栄司)を失った3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)は、後鳥羽上皇(尾上松也)を手本として自ら裁定を下していくと決意を新たに。北条泰時(坂口健太郎)をそばに置き、自身の政を進める。一方、鎌倉における地位を盤石とした北条義時(小栗)は、のえ(菊地凛子)に勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝たちをけん制する。実朝と義時の関係がうまくいかないことに政子(小池栄子)が気をもむ中、源仲章(生田斗真)が京から戻り…。

 第41話「義盛、お前に罪はない」(10月30日)のラスト。実朝は義時に対抗し「私は此度のことで考えを改めた。これよりは政のことを、よくよく相談していくつもりだ」「万事、西のお方(後鳥羽上皇)にお考えをうかがっていく」と義時に対抗。

 さらに「安寧の世をつくる」と源氏に伝わる“鎌倉殿の証しの髑髏”に宣誓。ついに覚醒した。

 そして、次回予告。巨大な船が映し出され、実朝は「あの船に乗って、かの国に渡ってみたいと思っている」。“夢の渡宋計画”が描かれる。そして、後白河法皇(西田敏行)の寵姫・丹後局(鈴木京香)が出家した姿に。第24話「変わらぬ人」(6月19日)、入内を決意した大姫(南沙良)と政子にプレッシャーをかけたが、その後は…。再登場に注目が集まる。

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