ごぼう奥野代表、榊原CEOともに面識ある青汁王子　花束投げ捨てに持論「一回失った信頼取り戻すのは…」

「青汁王子」こと三崎優太氏
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　「青汁王子」こと実業家・三崎優太氏（33）が4日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。総合格闘技RIZINの榊原信行CEOが、9月25日に行われた総合格闘技イベント「超RIZIN」で物議をかもした“花束騒動”について、土下座し謝罪したことについて思いを明かした。

　「超RIZIN」のメインイベント、メイウェザーVS朝倉未来（トライフォース赤坂）では、政治団体「ごぼうの党」奥野卓志代表が同イベントNFTデジタルチケットを420万円で落札し、メイウェザーへの花束贈呈の権利を得た。奥野氏はリングに上がり花束を渡す素振りを見せたが、それをリング上に落とした。そのまま花束を渡さず、会場は一時騒然となったが、メイウェザーは動じることなく拾い上げ、セコンドに渡した。この騒動について榊原CEOは、30日の会見で「命を懸けて紡いできたものを冒され、テロ行為で汚された」と奧野氏を非難。「最大級のおわび」として土下座した。奧野氏に対して法的措置も検討している。

　この騒動を会場で見ていたという三崎氏は「あの時はブーイングが起きなかった。あまりにも衝撃的すぎて、誰も声を上げられなかった。ブーイングする人もいないくらい、みんなあ然としていた」と回顧。「奥野さんは僕も面識があって、知っている人なので悪くは言えないのと、いい人ではある。でも、奥野さんには申し訳ないけど、僕もあれはさすがにないと思う。あれはないよ、朝倉未来さん、メイウェザーら選手のみなさんに失礼だよ」と指摘した。

　榊原CEOと過去に対談したことがある三崎氏は「一番悔しいと思うのは榊原さんだと思う。選手を除いては一番悔しいのは榊原さん。金をめちゃくちゃかけて、何十億円かけてメイウェザー選手を呼んできてさ、いろんなところに頭を下げて、世界放送ですよ？それであれやられたら経営者として顔がないよ…それを全部背負い込んで土下座している姿を見ると…侍に見えましたね。ジャパニーズサムライに見えました」と榊原CEOの捨て身の謝罪に言及。「経営者としての気持ちが痛いほどわかる。榊原さんにも拍手をおくってほしいなと思っちゃいます」と私見を述べた。

　また、花束を投げ捨てた奥野氏については「奥野さんも志があって、考えがあったのかわかりませんが、あの場でやるのは僕はないと思う」と非難。「奥野さんが今後、どういう活動をされるのかわからないですが、一回失った信頼を取り戻すのは難しい。反省して一歩一歩進んでほしいなと思います。あれだけは、会場にいたものとしてはかばえないですね」とした。