田中雅美さんの“神対応” 始球式史上最大の暴投「笑ってやってください」に温かいメッセージ集まる

[ 2022年10月4日 22:57 ]

田中雅美さんの公式インスタグラム(@tanakamasami_official)から

 北海道・遠軽町出身で、00年シドニー五輪競泳女子400メートルメドレーリレー銅の田中雅美さん(43)が4日までにSNSを更新。9月30日のイースタン・リーグ、日本ハム―ロッテ戦で始球式を務めた様子を披露し、その“神対応”に話題が集まっている。

 田中さんは始球式に向けて何度も投球練習し、その様子をSNSで公開するなどして当日に臨んだが、残念ながらうまくいかなかった。緊張から力んだのか、ボールは自らの手前5メートルほどでワンバウンド。さらに大きく左にそれてしまった。あまりのショックに、田中さんはマウンドで、ガックリと座り込み、頭を抱える一幕も。実況アナウンサーも苦笑いして「画面上から消えていきました」と紹介し、解説席の元日本ハム2軍監督の田中幸雄氏も「このためにずっと練習しているんです。トレーニングもされているし。ちょっと引っかかってしまいましたね。さきほど話をしましたけど、投げる動作は本当に難しいですね、と言ってました」などとフォローした。

 田中さんはこの様子をツイッターやインスタグラムで公開。「笑ってやってください。笑っていただけると、救われます」と自虐的に振り返り、「個人的には、田中幸雄さんの優しいお言葉に泣きそうになります。いやいや、、、2年の練習はいずこへ。。肘に注射打ったの、なぜ。。こんなに本番に弱いオリンピアン、いないでしょ。ツッコミどころ満載」と自らも笑うしかなかった。

 この投稿には、バドミントン元日本代表でタレントの潮田玲子や、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん、フリーアナウンサーの新井恵理那など、著名人も数々、慰めのメッセージ。さらにファンを驚かせたのは、ツイッターでの投稿だった。メッセージを寄せたファンの一人一人に返信をする姿に、あるファンからは「田中雅美さん、素晴らしいです!これだけ有名な人ならコメントしても反応なしが普通?ですが、ちゃんと「いいね」頂きました」と、驚きの声が上がった。

 田中さんは、始球式のあった9月30日にも投稿。「酷い、酷すぎます。。ご協力、応援してくださった皆さんに申し訳なさすぎて。。本当にごめんなさい。。」「#本気に泣きそう」などの投稿をしていたが、その後温かいメッセージが集まっていることに感謝しつつ「ところで、、、あの日の翌日からお腹下してます。爆笑。いらん情報、すみません。メンタル弱すぎ」と、オチを付けていた。

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