近藤誠也七段が渡辺明名人を128手で破る好スタート　第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ

＜第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ＞渡辺名人（左）に勝利し、感想戦に臨む近藤七段（撮影・河野　光希）
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　将棋の第72期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）挑戦者決定リーグは4日、東京都渋谷区の将棋会館で1局を行い、後手の近藤誠也七段（26）が128手で前期王将の渡辺明名人（38）＝棋王との2冠＝を破る好スタートを切った。

　リーグは11月下旬まで行われ、勝者が来年1月開幕予定の7番勝負で藤井聡太王将（20）＝竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠＝と対戦する。

　4日時点でのリーグ成績は永瀬拓矢王座（30）、羽生善治九段（52）、近藤が1勝、渡辺、糸谷哲郎八段（34）、服部慎一郎五段（23）が1敗。