野球実況60年のベテラン宮田統樹アナ ヤクルト村上は「唯一無二」 王さん868本超えも期待

[ 2022年10月4日 05:00 ]

80歳になった現在も野球実況を務める宮田統樹アナウンサー(「ニッポン放送ショウアップナイター」公式ツイッターから)

 プロ野球のヤクルト・村上宗隆内野手(22)が3日、日本人選手最多となる56号本塁打を放ったことを受け、芸能界の燕党も歓喜に沸いた。ファン歴40年以上のお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(53)は「大きな燕になった」とその偉業を称えた。また8月2日に5打席連続本塁打をラジオで実況中継したフリーアナウンサー宮田統樹(のぶき、80)は、天性のバッティングセンスを絶賛した。

 村上の偉業達成に、宮田アナは「素晴らしいの一言。他に言葉を引き出せないくらい凄い」と称賛した。

 ニッポン放送入社2年目の1965年から「ショウアップナイター」などで60年近く野球実況を務める大ベテラン。長嶋茂雄、イチローら時代を彩るスター選手のプレーを伝えてきた。王貞治が持つ55本の記録を抜いたことを受け「ON世代としては寂しさがあるけど、5打席連続を目のあたりにし、若い村上選手に輝いてほしい気持ちが上回ってたかな。868本超えも期待したい」と晴れやかな表情を浮かべた。

 宮田アナの目には村上が格別に映っている。「天性のホームランバッター。引っ張っては弾丸ライナー、左中間方向には高くて伸びる打球でスタンドに運べる」。これまでに王、田淵幸一ら往年の長距離打者のアーチを実況してきたが「あれだけ逆方向に運べる村上選手は唯一無二」とレジェンドにも劣らない存在感を指摘。最年少で3冠王にも輝き「広角に強く打てるからこそ打率も残るのかな」と分析した。

 凄みを体感したのが、5打席連続本塁打を樹立した瞬間だ。宮田アナは実況席で、逆方向への大飛球を目撃。「大きな当たりだ。5打席なるか、5打席なるか、5打席なるのか、左中間スタンド入った、入った、ホ~ムラン!」と新記録達成を興奮して伝えた。

 今シーズン、実況を担当するのは10試合ほどで、ヤクルト戦はこの1試合のみだった。「歴史的瞬間に立ち会えたことはアナウンサー冥利(みょうり)に尽きます」と喜びを口にした。過去には金田正一が400勝を達成した試合も実況。宮田アナは「その時と同じくらい興奮しました」と振り返った。

 村上は来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも活躍が期待される。「一人の野球ファンとして、世界で羽ばたく姿も見てみたい。もう少し日本にいてほしいけど、メジャーもどうかなー」と笑顔。村上のさらなる進化に胸を躍らせている。

 ◇宮田 統樹(みやた・のぶき)1941年(昭16)11月21日生まれ、東京都出身の80歳。国学院大卒。64年にニッポン放送に入社しプロ野球中継などの実況アナウンサーとして活躍。現在はフリーアナウンサーとして活動。70歳を過ぎても実況を続けていることから「放送界の怪物」とも称される。

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