伊武雅刀 巨匠・スピルバーグ監督との思い出 オーディションでまさかの行動「あ!E.T.だ!って…」

[ 2022年9月4日 17:46 ]

伊武雅刀
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 俳優の伊武雅刀(73)が3日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 No Car,No Life」(土曜後9・00)にゲスト出演。映画界の巨匠、スティーブン・スピルバーグ監督(75)との思い出を語った。

 伊武は1987年公開のスピルバーグ監督の「太陽の帝国」に出演。同監督について「アイデアが湯水のごとく湧き出てくるタイプ。雨降ってると監督によっては晴れ待ちしようとか言うけれど、そういうことじゃなくて、雨のシーンにしよう!とか。天気が悪くて、砂埃がすごくても、砂煙のカットの足元から主人公がガーッとやって引こうとか」と回想した。

 「一番最初はオーディションで受かって、初めて会った時は本当に温厚な紳士で。特になんか演技したわけじゃないんだけど、たまたまスピルバーグの『激突!』を見ていて。『ジョーズ』とかも、大好きな監督で。会うだけでうれしいなあって」と、オーディションを受けに行くというよりは好きな映画監督に会いに行く心境だったという。

 「しかもたまたまその時公開された『E.T.』をニューヨークで見ていて、そんな話をスピルバーグにして。(オーディション会場に)E.T.の人形が置いてあって、『あ!E.T.だ!』とか言って人形持っちゃったりして。ほとんどオーディション受けに来たノリじゃなくいたんだよね。それで受かるわけないなと思ってたら、半年後くらいに決まった」と、世間話をしているうちに合格していたことを明かした。

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2022年9月4日のニュース