橋下徹氏 安倍元首相の葬儀での昭恵夫人に涙し「事件事故を日本全体で無くすように」と政治家に呼びかけ

[ 2022年7月12日 17:11 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が12日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相(享年67)の葬儀の様子に涙を見せ、言葉を詰まらせた。

 番組は東京・芝公園の増上寺で営まれている葬儀に合わせて、多くの人が献花に訪れていることを現場中継も交えながら紹介した。葬儀後、安倍元首相を乗せた車が自民党本部や総理官邸などゆかりの地をめぐって斎場に向かう様子が流れた。

 また、葬儀では麻生太郎氏が弔辞を読み、参列者が安倍元首相に花を手向けている間、昭恵夫人が安倍元首相の遺体に頬ずりしていたことを紹介した。

 橋下氏は昭恵夫人の行動について聞くと、目を真っ赤にして言葉を詰まらせ「僕は昭恵さんはお会いしたことはないんで分からないですが、安倍さんのお話から本当に昭恵さんを大切にされていたことはものすごい伝わってきましたし、政治的に批判された森友学園のところでは説明は絶対必要だったし、問題点もたくさんあったと思います。だけど、政治家、総理を辞めたとしても昭恵さんをとにかく世間の誹謗中傷から絶対守るんだってその意志はすごい感じたし伝わりました」と安倍元首相の昭恵夫人への愛情の深さを語った。

 そして「こんな形でね…想像しちゃうもんね。頬ずりしてたなんてね」と声を震わせ、最愛の人を亡くす辛さに思いをはせた。

 それでも番組最後には「ちょっと感情的になり過ぎちゃって、安倍さんと昭恵さんのことだけを思い描いてコメントしちゃったんですけど」と気持ちを立て直し「優等生的なコメントをさせていただくと、最愛の家族と別れる、不幸にして別れる事件事故って日本社会に山ほどある。この悲しい思いがいっぱいあるわけですよ。政治家の皆さん、この安倍さんの状況を見て苦しくなって心痛めて涙流すんだったら、事件事故を日本全体で無くすようにしてもらいたい」と呼びかけた。

 そして「ロシアによるウクライナ戦争でウクライナでは日々こういうことが起きているわけだから、僕は真っ先に戦争を止めるべきだと思います。高尚なことを言う前に」と家族を突然失う戦争はあってはならないと断じた。

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2022年7月12日のニュース