三浦瑠麗氏 旧統一教会との因果報道に懸念「安倍さんに責任があったかのような印象操作になっている」

[ 2022年7月12日 09:23 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が12日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者だったことについて言及した。

 11日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が東京都内で記者会見し、山上容疑者の母親が信者だと明らかにした。この会見を受けメディアが一斉に報じたことについて「こういう事件が起きて、因果関係として報じることは、安倍さんに責任の一端があったかのような、そういう印象操作になっている」と指摘。「しかも、政党のリーダーも含めて各所でそのようなことを言い出している人がいる。私はこれは非常にゆゆしきことだと思っている」と懸念を示した。

 「事件の動機がそうであったということと、動機に何らかの正当性があるかのような言い方をするのはいけない」とし「これは分けて考えなければならないのですが、日本人はこれができていない。因果応報的な報道は、犯罪者に加担するもの。彼の妄想に加担してはいけない」と主張した。

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2022年7月12日のニュース