茂木健一郎氏 生稲晃子氏陣営の抗議文に私見「スタッフでなく、ご自身が自分の言葉で語るべき」

[ 2022年7月12日 11:00 ]

茂木健一郎氏
Photo By スポニチ

 脳科学者の茂木健一郎氏(59)が12日に自身のツイッターを更新。第26回参院選で東京選挙区(改選6)に初当選した元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)陣営が、選挙特番の内容について抗議文を送付したことについてコメントした。

 生稲氏を巡っては、10日に放送されたテレビ東京の選挙特番「池上彰の参院選ライブ」内で、生稲氏の陣営関係者を自称する人物が「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない」という理由で「全局のテレビインタビューに応じない」と話していたと暴露。MC池上彰氏は「インタビューのやり取りに自信がないのかもしれませんけど、それでも何かを答えるというのが国会議員になれば責任が出てくるのではないかと思います。そういう意味ではとても残念です」と苦言を呈していた。これについて生稲氏陣営は「事実と異なる発言があった」と抗議文を送付した。

 この報道を受け茂木氏は「生稲晃子さんが元アイドルであるとか、そういうことには私自身は全く関心がなく、ただ、そのひととなりというか、お感じになっていること、お考えになっていることが知りたいのである。普通の感覚の人が議員になるのは大いに結構なこと。ところがそのご本人の姿が見えない」といい「事務所側から反論があったとのことだが、これも本来はおかしくて、生稲晃子さんご自身が自分の言葉で語るべきだと思う。周囲が気遣い守っていたら、国会議員としての姿が見えない」と指摘。

 「アイドルの頃だったら、マネジャーが守ったり、方向性をふりつけたりということはあるかもしれないが、国会議員、その候補者になったらそれはおかしい。スタッフは余計なことを言わないで裏方に徹し、生稲晃子さんの生身の姿をみせて有権者に判断してもらえばいいと私は考える」と私見をつづった。

続きを表示

2022年7月12日のニュース