里見4冠 女性初の棋士編入試験受験「静かに見守って頂けると幸い」棋士5人に3勝すれば合格

[ 2022年6月28日 11:30 ]

里見香奈女流4冠(撮影・我満 晴朗)
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 日本将棋連盟は28日、里見香奈女流4冠(30)からの棋士編入試験への受験申し込みを24日に受理したと発表した。里見は5月、棋士に混じった公式戦で直近の成績が10勝4敗に到達。棋士編入試験の受験資格「公式戦で10勝以上かつ勝率6割5分以上」の受験資格を女性で初めて満たした。

 試験は受理から2カ月後、月に1回若手棋士と計5局指し、3勝すれば合格となる。合格すれば、10人総当たりで名人挑戦権を争うA級からC級2組まで5クラスある名人戦順位戦のさらに下、フリークラスに編入される。

 里見は「全力を尽くしますので、静かに見守って頂けると幸いです。よろしくお願い申し上げます」とのコメントを発表した。

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