松重豊のささやかな日常の幸せは「アイスキャンディーを確認する瞬間」 映画「ツユクサ」初日舞台あいさつ

[ 2022年4月30日 19:28 ]

映画「ツユクサ」初日舞台挨拶に登場する出席する(左から)斎藤汰鷹、小林聡美、松重豊、平山秀幸氏
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 女優の小林聡美(56)、俳優の松重豊(59)らが29日、都内で行われた映画「ツユクサ」(監督平山秀幸)の初日舞台あいさつに登場した。

 田舎町で穏やかに暮らす女性に訪れる小さな奇跡を描いた本作。映画にちなんで日常のささやかな幸せを聞かれると、松重は「アイスキャンディーが冷凍庫の中にあるのを確認する瞬間」と回答。「きょうは頑張ったなって日にはいちごアイス」とかわいらしい一面を見せた。

 小林と年の離れた親友役を演じた子役の斎藤汰鷹(12)は、小林を「お友達みたいに話しやすい」と語った。松重の第一印象については「でっかいな」と即答。撮影で松重と自転車の2人乗りをした際、「(松重が大きすぎて)前が見えなかった」と明かし、笑いを誘った。

 松重は「誰が犯人かを探す映画でもないし特別なスペクタクルがあるわけではない」とした上で「お客さまの心にお持ち帰りいただける“テイクアウト”がふんだんに仕掛けられていると思いますので、どうぞお土産にお持ち帰りいただければ」とアピール。小林は「超大ヒットにならなくても皆さんの中で特別な一本になってくださればいいな」と作品への思いを口にした。

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2022年4月30日のニュース