宝塚歌劇団・星組公演中止　公演関係者から新型コロナウイルスの陽性確認

兵庫県宝塚市にある宝塚歌劇団の劇場

　宝塚歌劇団は30日、兵庫・宝塚大劇場で上演予定だった星組公演「めぐり会いは再び　next　generation/Gran　Cantante」の2公演（午前11時、午後3時半開演）を中止すると発表した。公演関係者から、新型コロナウイルスの陽性が確認されたためで、この日の朝急きょ発表された。

　同劇団は「今回、陽性が確認された者は、ご観劇のお客様に直接応対する業務には従事しておりません」とし「今後、保健所のご指導も仰ぎながら、施設の消毒等、必要な措置を進めてまいります」とした。なお、5月1日以降の公演実施については、改めてホームページで発表するとしている。

　宝塚では今年に入り、宙組公演「NEVER　SAY　GOODBYE」も2月5～27日も新型コロナの陽性者が出たとして中止になっている。劇団では公演関係者全員の検温、体調確認を毎日行った上で、定期的なPCR検査を自主的に実施しており、今回もこの検査で陽性が確認されたと思われる。