パックンマックンが15年ぶり単独ライブ パックンのピンの仕事増も、コンビ仲良好で25周年

[ 2022年3月19日 16:00 ]

15年ぶりの単独ライブを行ったパックンマックン。吉田眞(左)とパトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」が19日、東京・代々木の山野ホールで15年ぶりの単独ライブを行った。97年の結成から、今年で25周年。解散危機は2年目の1度だけという仲良しコンビ。吉田眞(マックン、49)は「すごく充実した25年。熟したパックンマックンを見せることができる」と笑顔で話した。

 開演前の取材で、パトリック・ハーラン(パックン、51)は「25周年の記念ライブは区切りであって、更新でもある。希望にあふれる1日」と笑顔で話しつつ、「スベったら解散する。とにかく頑張りたい」と笑わせた。25年という期間について、マックンは「振り返りたくないぐらい長かった。2人ともおじさんになったなという感じがします」としみじみ。米ハーバード大卒業後の93年に来日したパックンは、人生の半分以上を日本で過ごしている。「1年だけ日本に行こうと思った。それが25年。こんな群馬人(吉田)とコンビを組むなんて」と半生を不思議そうに振り返った。

 コンビ仲は良好。パックンがコメンテーターなどのピンの仕事が多く、その格差により亀裂が入りそうになったこともあった。パックンは「マックンはそれを乗り越えた。一時期はネタにすると本気で怒ってた」と笑い飛ばした。マックンは「最低だなと思ったのが、(おぼん・こぼんの)こぼん師匠が“マックン、儲かってんのかね~”と言った時に、パックンが“マックンは借金あるんです”と言って。それからこぼん師匠がおごってくれるようになった」と振り返った。

 7月に全国4都市のライブツアーを開くことも決定。パックンが来日時に住んでいた福井、マックンの出身地の群馬と、静岡、大阪で開催。パックンが「普通はもうちょっと都市に行くでしょ」と言えば、マックンは「身内で席を埋めようとしてる」と自虐的に笑った。

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2022年3月19日のニュース