伊藤英明 「1回ちょっと休もうかと思って」米国への移住を決めた本当の理由「勢いだけできちゃった」

[ 2022年3月19日 14:39 ]

伊藤英明
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 俳優の伊藤英明(46)が18日、TBSトーク番組「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。渡米を決めた本当の理由を明かした。

 伊藤は1993年、第6回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞したことをきっかけに芸能界デビュー。これまで「海猿」シリーズなど数々のヒットを飛ばす中、2014年に8歳年下の会社員の女性と交際わずか4カ月でスピード婚。15年に長男、19年に長女が誕生。16年秋から約4年間、米国に移住し英語を学んだ。

 「年を重ねていって思うのが、自分の本質を知ってくれている人はいかに多くいることかなって思って」と伊藤。「俳優でも演技でもそうなんですけど、できないのにできるふりしてやることってある。どうしても合理的にこなすことだけになっちゃうんですけど、やっぱり本質を知って崩すのはいいんですけど、本質を知らぬ間に来ていたので、わからないことをわからないって言えなかった」と若手時代を振り返った。

 そんな伊藤に、番組MCの笑福亭鶴瓶が「それでもうまくいってた。『海猿』でもあれだけ当たって」と指摘すると、伊藤は「年齢重ねていけばそれだけのものしかならない。ただ、年齢を重ねるだけの俳優にはなりたくないですよね。立ち場だったり、面倒くさくはなりたくないなって(思っている)」と明かした。

 「おかげさまでいろいろと出させてもらって、それがヒットしたりもして、勢いだけでやってきたこともあって、虚勢を張っていた部分がいっぱいある。できもしないのに。俳優としてこれまで何もやってこなかった」とも。「昔のスターって、三味線が出来たり、タップダンスができたり、踊りができたり、立ち回りができたり、馬に乗れたりっていうのがそういうのができるから俳優だっていうのがあったんですけど、自分には何もなくて、自分が忙しくなっちゃって、本質を逃してきて、わりと勢いだけできちゃったから、1回ちょっと休もうかと思って、それで海外に4年間ぐらい行って…」と渡米を決意した本当の理由を明かした。

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2022年3月19日のニュース