武井壮 バルサの試合を90分×22回=33時間も見た理由「1ポジションずつ見てたら理解が深まった」

[ 2022年3月19日 19:30 ]

武井壮
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 タレントで、日本フェンシング協会会長も務める武井壮(48)が19日放送の関西テレビ「おかべろ」(土曜後2・28)にゲスト出演。マルチな活動の裏話を明かした。

 武井は20年2月、サッカーの元日本代表MF本田圭佑が東京都で立ち上げた社会人サッカーチーム「One Tokyo」の監督に就任。その経緯について、「本田圭佑君からDMが来て、『武井さん、サッカーチームの経営に興味ありませんか?』と言われて…」と説明。あれよあれよと監督を務めることが決まったという。

 当時、武井はサッカー未経験。そこでサッカーへの理解を深めるため、「監督に決まった日から、バルサの試合を、一つのポジションの選手だけの動きだけを見て、22回、同じ試合を見たんです」と明かす。驚く岡村を余所に、「相手チームと味方チームの1ポジションの人の動きを、“何でこの人、このボールがここにある時、こっちに走ってるんだろう”とか、“何でこの人は今止まってるんだろう”とか、“ここに行けばボール取れそうなのに何でここに止まってるんだろう”とか思ったら、その後の展開でこの人がここにいなきゃいけない状況ができはじめるんですよ。“あ、分かっててなのかな”とか“その後のディフェンスに向けてなのかな”とか。1ポジションずつ見てたら、結構理解が深まってきた」と回想した。

 そして迎えた選手と顔合わせの日、「そんな話を就任式の時にしたら、『これはサッカーやってる人でも意外に分かんないやつ多いですよ』みたいな話になって」と嬉しそうに回想。その上で、「世界一フィジカルを強いチームにしようという風に始まったんだけど、コロナでなかなか指導できなくて…。今年の頭に僕の任期は終わっちゃったんで、今は監督職は次に譲って運営に回ってます」と少し悔しそうに語った。

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2022年3月19日のニュース