ひろゆき氏 ロシアへの厳しい経済制裁発動で懸念「核を撃つ確率を上げてるんじゃ」

[ 2022年3月19日 13:55 ]

西村博之氏
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 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が18日、MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、ウクライナへ軍事侵攻を続けるロシアへの経済制裁と、今後の行く末について私見を語った。

 ロシアに対し、西側諸国は国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの銀行を排除するなど、経済制裁で対抗した。ひろゆき氏は「SWIFTから外されて、国際経済取引ができなくなりますというので、結構強いのをやっている」と、序盤から切り札的な制裁を投入したことを指摘。「逆に言うと、これ以上強い制裁ってあまりない気がしていて、今さら核を撃っても変わんないんじゃね?というので、むしろ核を撃つ確率を上げてるんじゃないかなという気がしています」とロシア側の出方を懸念した。

 さらにひろゆき氏は、国際政治を専門とする東大公共政策大学院の鈴木一人教授に、今後について「もっと強い経済制裁って何か手段は思いつきます?」と質問した。

 これに鈴木氏は「今はエネルギーを買う、ヨーロッパはロシアからのガスがなくなると発電も暖房もできないので、ガスはまだまだ買い続けている」と、欧州諸国の現状を説明した。「その分を止めるかどうかが一番強烈な制裁になると思います。これをヨーロッパの人たちが止めると当然、ヨーロッパの人たちはガスが来なくなるので、それを覚悟すればより強い制裁をかけることができる」と推測。ロシアがより外貨を得にくい状況が作られ、経済的に追い込まれるとの見通しを示した。

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2022年3月19日のニュース