伊藤英明 ハリウッドデビュー作「ドアマン」出演の舞台裏「英語も話せないし、アクションもできないけど」

[ 2022年3月19日 15:21 ]

伊藤英明
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 俳優の伊藤英明(46)が18日、TBSトーク番組「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。ハリウッドデビュー作「ドアマン」(2020年全米公開)への出演の舞台裏を明かした。

 伊藤は1993年、第6回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞したことをきっかけに芸能界デビュー。これでで「海猿」シリーズなど数々のヒットを飛ばす中、2014年に8歳年下の会社員の女性と交際わずか4カ月でスピード婚。15年に長男、19年に長女が誕生。16年秋から約4年間、米国に移住し英語を学んだ。

 渡米中も映画「燃えよ剣」(2021年)、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年)、ハリウッド映画「ドアマン」(2020年)、Netflixドキュメンタリードラマ「エイジ・オブ・サムライ:天下統一への戦い」などさまざまな作品に参加し、キャリアを積んだ。

 番組MCの笑福亭鶴瓶が俳優の松角洋平と吉沢悠へ取材。松角は映画「燃えよ剣」での共演がきっかけで親しくなったといい、伊藤は「役を通じてコミュニケーションをとっているうちに、松角洋平っていう人間に惚れて…俳優としてわからないって言える、貴重な存在なんですよ。だから本質で付き合える」と信頼感を口に。そんな松角を滞在先の米サンディエゴに誘ったこともあるといい、そこで吉沢も来ていたという。ちょうど伊藤の第2子が生まれるタイミングだったこともあり、松角と吉沢が初対面ながら「お前ら一緒に住め!」と紹介。「絶対(2人は)気が合うと思ったんですよ。自分がこういうふうになりたい、こうじゃなきゃだめだって決めた瞬間に、そういう人と出会うし、そういう流れになっていくんだなっていうのが今は感じています」と振り返った。

 そんな2人が米国へ来たタイミングは伊藤は大忙しだったそうで、「ちょうどその前に大河ドラマを撮っていて、それも縫ってやってたんですよ。(仕事をしながら)学生ビザでやり続けたりして、その間に、ジャン・レノさんとルビー・ローズさんのルーマニアで撮影すると」と、「麒麟がくる」の撮影を縫い、映画「ドアマン」のルーマニアでの撮影にも参加。「僕がやらせてもらった役の人が降りちゃって、『出てみないか?』って言われたんですよ。もちろん、英語も話せないし、アクションもできないけど、なんか経験してみたかったんですよ、その現場を」とハリウッドデビューとなった作品に参加した経緯を明かした。

 さすがのハードスケジュールぶりに、鶴瓶も「やりすぎやがな」とツッコミ。伊藤は「それで子ども生まれるってなって、ちょうど僕の帰国日が予定日だったんです」と笑った。

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2022年3月19日のニュース