大和田伸也　義妹・岡江久美子さんとの別れ「いまだに信じられない」「獏に何て…」も「凄く温かい子」

大和田伸也と五大路子夫妻
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　俳優の大和田伸也(74)、女優の五大路子(69)夫妻が15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。20年4月に新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で他界した義妹で女優・岡江久美子さんについて語った。

　大和田の弟である俳優・大和田獏の妻だった岡江さん。司会の黒柳徹子が「本当にお元気な方だったのにね」と話すと大和田は「いまだに信じられないですけれどね」とぽつり。「獏に何て言っていいか分かんない。いまだにね。でも今電話すると、凄く元気なんで。だから安心してるんですけど、ただ今こういう状況なので一緒に酒も飲めないんでじっくりと心の中まではまだ聞いてないんで」と続けた。五大は「お正月にみんなで家族で会うことがあって。ゲームしたりいろんなことを楽しくやってたので」と寂しそうに話した。

　大和田は岡江さんについて「ズバッと言う人ですからね」とし、数年前に日生劇場でオペラに出演した際に控室で休んでいると、岡江さんは「出世したわねー」と話したとし、大和田が理由を尋ねると、「最初出たころは劇団四季だから、一番下のいっぱいいる楽屋だったでしょ、それが一番上の部屋に上がって来たんだから」と語ったと振り返った。

　五大は思い出を聞かれると、2人で買い物に新宿に出かけたときのことをあげ、「私がいつものんびりしてるんで」と振り返ると「彼女は本当に手際良くて。お子さんのお弁当もずっと作ってたし、何やるにもお仕事と両方やってらしたんで」と語った。

　兄弟夫婦4人は1988年に舞台「ハムレットを撃て」で共演。大和田は「それが凄く楽しかったんですね。私が演出する芝居に獏ちゃんはときどき出てくれてたんですが、全員集まってやったのは初めて。久美ちゃんは初舞台でね、だから凄く懐かしくて。可愛かったですね」としみじみと話した。岡江が番組で舞台の話をするVTRが流れると、大和田は「キャピキャピしてるように一見見えますけど、凄く温かい子だったんだろうね。獏ちゃんと仲良くてね。本当にうらやましいほど仲良かったです」、五大は「お料理も上手だったしね。獏ちゃんと2人で作って」と話した。